アサガオとムクナ豆の嬉しい発芽報告


青山ファーマーズマーケットで展開しているShareSeeds企画第一弾として、今年初めに開催した上映会『 EDIBLE CITY』の時に、参加者の皆さまにお配りしたアサガオとムクナ豆の種。


上映会に参加してくれたHidekoさんが、「種から芽が出たよ〜!」と写真と一緒に報告してくださいました。


アサガオ♪


アサガオは蒔いた種全部、発芽したそうです。スゴイ!

実は、このアサガオの種は、私の自宅ベランダで4年前から毎年種採りをして繋いできたものでした。



昨年はいつもにも増してたくましく育ち、芽を出したたった3つの種から300粒もの種が採れるほどでした。


お配りした種が無事に発芽したことが分かってとても嬉しく、なんだか旅立たせた子供の元気な姿を見るようで感動しました。

ネームプレートも素敵で、プランターのアサガオたちもとても嬉しそうです。

Hidekoさん、ご報告本当にありがとうございます!


ムクナ豆♪

ムクナ豆も4つ蒔いたうちの3つが発芽したそうです!


ムクナ豆は、東南アジアや中国大陸南部の熱帯が原産地で、日本では「八升豆」と言われ、名前の由来は、豊作で一粒から八升も豆が採れるから、八丈島から来たからなど諸説があるようですが、高温生で低温に弱く日本での栽培は少ないようです。


私も以前、自宅ベランダで育てたことがありますが、葉が生い茂りジャングルのようになりましたが、採種できたのは二サヤ分だけでした。


これは、自家採種している方からShareSeeds に寄せられたムクナ豆の種です。


まだあまり知られていないムクナ豆ですが、インド伝承医学アーユルヴェーダでも重要な薬用植物とされるなど、また、パーキンソン病の治癒に効果があるという報告もあり、その効能が注目されています。

但し、アクが強いため、食べる時は必ず加熱すること、食べ過ぎないことなど、注意も必要のようです。

地球温暖化による作物への影響は深刻ですが、強健に育つムクナ豆の未来に希望を託し、体に良い美味しい食べ方も今後提案していけたら良いなと思います。


この夏、Hidekoさんや種を蒔いてくださった方たちのお庭やプランターで、アサガオやムクナ豆のお花が咲いて、皆さんの目を楽しませてくれますように、そして、また種が採れて次に繋がりますように。


多様性を認め、分かち合い、心豊かな優しい輪が広がることを願って。








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